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【スタッツ比較】ガブリ・ベイガのプレースタイルについて

選手情報

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名前 ガブリ・ベイガ
(Gabri Veiga)
年齢 20歳
国籍 スペイン
クラブ セルタ・デ・ビーゴ
身長 184cm
利き足 右足
ポジション CM、AM
市場価値 30.00m €
週給 3k €(2026/6/30まで)
※5/6時点、以降同様


経歴

移籍先 市場価値 移籍金
- - -

セルタのカンテラから20-21シーズンにラ・リーガデビューを果たした。すぐにトップチーム定着とはならなかったが、今季は開幕から出場機会を得ると、期待に応える結果を残し、トップチームへの正式昇格を掴み取った。





スタッツ

レーティング

クラブ
リーグ
先発
(途中)
Sofa FotM
20/21 1(5) 6.42 -
21/22 0(7) 6.54 -
22/23 23(8) 6.94 7.07
※「Sofa」はSofascore、「FotM」はFotMobの略

今季はここまで31試合に出場し、チーム2位および4位のレーティングを記録。特に2月は4ゴール1アシストの大活躍で一躍時の人となった。

ポジション

AM CM RW CF DM
20/21 0 10 0 0 60
21/22 1,630 264 0 0 0
22/23 577 1,128 87 82 0
合計 2,207 1,402 87 82 60
※単位は分、出場した全ての公式戦が対象

今季はチームが4-4-2を採用しているため、ドブレ・ピボーテの一角やダイヤモンド型のAMで出番を得ている。得点力はもちろん、テクニックや視野、運動量といった能力も高い水準にあるため、様々なポジションで一流選手になり得るポテンシャルを持っている。

長所①得点力

シュート数とゴール数のグラフ

今季のプレミアリーグの総出場時間が900分以上かつCMで450分以上出場しており、最も出場時間の長いポジションがAM・CM・DMである選手のスタッツと、ベイガのラ・リーガのスタッツを比較する。
上のグラフは、X軸に90分あたりのシュート数、Y軸に90分あたりのゴール数をプロットしている。両スタッツともに、プレミアで既に14得点を決めているウーデゴールに近い数字を残しており、ゴールへの嗅覚と決定力の高さが窺える。

長所②ドリブル

ドリブルによるシュート創出数とプログレッシブキャリー数のグラフ

①と同じサンプルでX軸に90分あたりのドリブルによるシュート創出数、Y軸に90分あたりのプログレッシブキャリー*1数をおいたのが上のグラフである。前者ではアタッカー色の強いエベレチ・エゼを上回っており、後者もプレミアリーグのキャリースタッツ上位の選手と比べて遜色のないレベルにある。リーグが異なるため純粋な比較はできないが、中盤でのドリブルはプレミアでもすぐに通用する可能性が高い。

他選手との比較

ガブリ・ベイガのスタッツ比較
※各スタッツの値はプレミアリーグのCM・DMの平均を50としたときの相対値

ベイガの今季のラ・リーガのスタッツをそのままプレミアリーグのスタッツと捉え、ウーデゴール、ウィロック、エゼの3人と比較する。
ゴール、アシスト期待値、シュート創出といったスタッツでリーグ上位に食い込みながら、その他のスタッツでも3選手に見劣りしない数字を残している。攻撃に留まらず、組み立てや守備の局面においても一定の貢献が可能な選手と言える。


移籍の噂

ファブリツィオ・ロマーノ氏によると、イングランドとスペインの複数のクラブがベイガの獲得に興味を示しているようで、中でもレアル・マドリードは彼への関心が強いとのこと。
ベイガには4,000万ユーロの契約解除条項があるが、仮に移籍となれば間違いなくその満額が支払われることになるだろう。





プレー動画

youtu.be


*1:過去6回のパスのうち、最も遠い地点から10ヤード以上相手ゴールライン方向へのドリブル、またはペナルティエリア内へのドリブル。ただし、ピッチの守備側50%で終了するものを除く。詳しくはFBrefを参照