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【プレミアリーグ】23/24シーズン スタッツランキング(CF・SS編)



前半戦
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選手紹介

  • 出場時間が1,350分以上で最長出場ポジションがCFおよびSSの選手を集計
  • スタッツはFBrefおよびSofascoreから国内リーグ戦の90分あたりの成績を参照
  • 表の「22/23」は同一選手の22/23シーズンの5大リーグのスタッツ





ゴール

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順位
クラブ
名前 Gls 22/23
1 Erling Haaland 0.95 1.17
2 Alexander Isak 0.84 0.59
3 Chris Wood 0.70 0.33
4 Richarlison 0.66 0.09
5 Elijah Adebayo 0.63 -
6 Jean-Philippe Mateta 0.63 0.23
7 Ollie Watkins 0.53 0.43
8 Heung-min Son 0.52 0.31
9 Dominic Solanke 0.51 0.19
10 Hee-Chan Hwang 0.51 0.24
※Gls=ゴール数(90分あたり)

得点王のハーランドが90分あたりの成績でもトップ。4位のリシャリルソンは不振に喘いだ昨季から成績を大きく改善させた。


ゴール・コンバージョン

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順位
クラブ
名前 G/Sh 22/23
1 Jean-Philippe Mateta 36% 7%
2 Elijah Adebayo 32% -
3 Alexander Isak 29% 20%
4 Chris Wood 29% 27%
5 Hee-Chan Hwang 27% 17%
6 Rasmus Højlund 26% 17%
7 Erling Haaland 24% 31%
8 Heung-min Son 20% 12%
9 Michail Antonio 20% 13%
10 Evan Ferguson 18% 17%
※G/Sh=ゴール・コンバージョン*1

クリスタル・パレスのマテタはシュート3本で1ゴール以上を奪取。終盤戦の怒涛のゴールラッシュは圧巻だった。


xA(アシスト期待値)

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順位
クラブ
名前 xA 22/23
1 Heung-min Son 0.26 0.14
2 Julián Álvarez 0.21 0.10
3 João Pedro 0.21 -
4 Gabriel Jesus 0.20 0.13
5 Darwin Núñez 0.20 0.15
6 Cody Gakpo 0.15 0.12
7 Neal Maupay 0.14 0.02
8 Hee-Chan Hwang 0.12 0.05
9 Ollie Watkins 0.12 0.08
10 Alexander Isak 0.11 0.08
※xA=アシスト期待値(90分あたり)

ソン・フンミンが前半戦1位のフリアン・アルバレスを抜いてトップに。アシスト王に輝いたワトキンスはアシスト数(13)と期待値(4.16)の乖離が大きく、上振れが順位に表れている。


OP-SCA(オンプレー時のシュート創出)

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順位
クラブ
名前 OP-S 22/23
1 João Pedro 4.00 -
2 Heung-min Son 3.96 2.96
3 Cody Gakpo 3.93 3.02
4 Danny Welbeck 3.77 3.16
5 Gabriel Jesus 3.53 3.58
6 Darwin Núñez 3.47 2.81
7 Julián Álvarez 3.06 3.26
8 Nicolas Jackson 3.02 2.58
9 Alexander Isak 2.87 2.90
10 Matheus Cunha 2.84 1.87
※OP-S=オンプレー時のシュート創出*2(90分あたり)

トップ10には周りの選手を活かすことに長けた選手が並ぶ。前半戦に続き、ブライトンのジョアン・ペドロがトップに立った。


プログレッシブキャリー

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順位
クラブ
名前 PrgC 22/23
1 Matheus Cunha 3.95 1.49
2 João Pedro 3.65 -
3 Heung-min Son 3.65 2.56
4 Zeki Amdouni 2.90 -
5 Alexander Isak 2.71 2.42
6 Lyle Foster 2.61 -
7 Darwin Núñez 2.55 3.24
8 Michail Antonio 2.55 2.41
9 Cody Gakpo 2.35 2.28
10 Gabriel Jesus 2.31 1.96
※PrgC=プログレッシブキャリー*3数(90分あたり)

クーニャ、ペドロ、ソン・フンミンの上位3選手が頭ひとつ抜けている。1位のクーニャは昨季から数字を大きく伸ばした。


プログレッシブパス・レシーブ

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順位
クラブ
名前 PrgR 22/23
1 Heung-min Son 9.97 6.11
2 Gabriel Jesus 9.44 8.46
3 Darwin Núñez 9.06 9.61
4 João Pedro 9.02 -
5 Cody Gakpo 7.10 6.73
6 Elijah Adebayo 6.98 -
7 Nicolas Jackson 6.43 6.59
8 Richarlison 6.40 6.68
9 Julián Álvarez 6.12 6.08
10 Neal Maupay 6.10 4.91
※PrgR=プログレッシブパス・レシーブ*4数(90分あたり)

突出した数字を残した上位4選手はいずれも他のスタッツで上位につけている。ガブリエウ・ジェズスはxAとOP-SCAに続いてトップ5に入った。


Sofascoreレーティング

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順位
クラブ
名前 Sofa 22/23
1 Heung-min Son 7.55 7.08
2 Julián Álvarez 7.36 6.90
3 Erling Haaland 7.36 7.36
4 Ollie Watkins 7.32 6.88
5 Matheus Cunha 7.26 6.83
6 João Pedro 7.21 -
7 Gabriel Jesus 7.17 7.07
8 Alexander Isak 7.17 7.01
9 Rodrigo Muniz 7.13 -
10 Cody Gakpo 7.11 7.05
※Sofa=Sofascoreレーティング

ソン・フンミンが前半戦からの好調を維持し、文句なしの1位。シティのアルバレスは同僚のハーランドとレーティングで並んだが、出場時間で上回ったため2位となった。





注目選手

オリー・ワトキンス

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名前 オリー・ワトキンス
(Ollie Watkins)
年齢 28歳
国籍 イングランド
クラブ アストン・ヴィラ
身長 179cm
利き足 右足
ポジション CF
市場価値 65.00m €

Sofascoreレーティング:7.32

15ゴール6アシストをあげた昨季からさらにパフォーマンスを上げ、19ゴール13アシストでリーグ2位タイのゴール関与数を記録。90分あたりでみると上位に入るスタッツはそれほど多くないが、稼働率も含めてクラブへの貢献度は計り知れない。


オリー・ワトキンスのスタッツ比較
※各スタッツの値は同ポジションの選手に対するパーセンタイル


アーリング・ハーランド

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名前 アーリング・ハーランド
(Erling Haaland)
年齢 23歳
国籍 ノルウェー
クラブ マンチェスター・シティ
身長 194cm
利き足 左足
ポジション CF
市場価値 180.00m €

Sofascoreレーティング:7.36

得点から遠ざかる時期もあったが、終わってみれば2季連続でリーグトップスコアラーに。規格外の活躍を見せた昨季と比較するとやはり物足りなさは否めないが、それでも27ゴールという数字を踏まえれば、エースの責務を果たしたと言っていいだろう。


アーリング・ハーランドのスタッツ比較
※各スタッツの値は同ポジションの選手に対するパーセンタイル


ソン・フンミン

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名前 ソン・フンミン
(Heung-min Son)
年齢 31歳
国籍 韓国
クラブ トッテナム・ホットスパー
身長 184cm
利き足 両足
ポジション CF、LW
市場価値 50.00m €

Sofascoreレーティング:7.55

昨季の不振や長年の相棒ケインの退団などのマイナス要素を感じさせることなく、安定した活躍を披露。LWでの出場も多かったとはいえ、ほとんどのスタッツでCF・SSの上位に入っており、シーズンを通してその万能性を遺憾なく発揮した。


ソン・フンミンのスタッツ比較
※各スタッツの値は同ポジションの選手に対するパーセンタイル


*1:Goal conversion。ゴール数÷シュート数で表される。

*2:Shot-Creating Actions。パス成功、ドリブル突破、被ファウルなどのシュートに繋がる2個前までのアクション。1本のシュートで1人の選手に2回SCAがカウントされる場合もある。

*3:直近の6回のパスのうち、最も遠い地点から10ヤード以上相手ゴールライン方向へボールを移動させたドリブル、またはペナルティエリア内へのドリブル。ただし、自陣で終了するものを除く。詳しくはFBrefを参照

*4:直近の6回のパスのうち、最も遠い地点から10ヤード以上相手ゴールライン方向へボールを移動させたパスを受けた回数、またはペナルティエリア内へのパスを受けた回数。ただし、ピッチの守備側40%からのパスは除く。詳しくはFBrefを参照