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【プレミアリーグ】23/24シーズン 前半戦スタッツランキング(CF・SS編)

選手紹介

  • 第19節終了時点(クラブによっては未消化試合あり)のスタッツを参照
  • 出場時間が900分以上で最長出場ポジションがCFおよびSSの選手を集計
  • スタッツは全て90分あたりの値を参照
  • 表の「22/23」は同一選手の22/23シーズンの5大リーグのスタッツ
  • スタッツの正式名称および説明はFBref*1を参照





ゴール

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順位
クラブ
名前 Gls 22/23
1 Erling Haaland 0.97 1.17
2 Alexander Isak 0.75 0.59
3 Dominic Solanke 0.56 0.19
4 Hee-Chan Hwang 0.51 0.24
5 Heung-min Son 0.49 0.31
※Gls=ゴール数(90分あたり)

ハーランドとイサクは怪我の影響もあってトータルのゴール数こそ伸びていないが、90分あたりではしっかりと数字を残している。


npxG(PKを除くゴール期待値)

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順位
クラブ
名前 npxG 22/23
1 Erling Haaland 0.81 0.75
2 Nicolas Jackson 0.70 0.44
3 Alexander Isak 0.70 0.17
4 Dominic Calvert-Lewin 0.61 0.40
5 Darwin Núñez 0.60 0.64
※npxG=PKを除くゴール期待値(90分あたり)

ニコラス・ジャクソンとカルバート=ルーウィンはゴール数とxGの乖離が大きく、決定機のミスが目立つ。両者とも実力は確かなだけに、後半戦の復調に期待がかかる。


xA(アシスト期待値)

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順位
クラブ
名前 xA 22/23
1 Julián Álvarez 0.28 0.10
2 Heung-min Son 0.22 0.14
3 João Pedro 0.18 -
4 Gabriel Jesus 0.14 0.13
5 Darwin Núñez 0.14 0.15
※xA=アシスト期待値(90分あたり)

デブライネ負傷の穴を埋めたフリアン・アルバレスがリーグ6位のアシスト期待値(90分あたり)を記録。昨季からその数字を3倍近く上げている。


OP-SCA(オンプレー時のシュート創出)

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順位
クラブ
名前 OP-S 22/23
1 João Pedro 4.27 -
2 Heung-min Son 3.88 3.80
3 Darwin Núñez 3.59 2.87
4 Gabriel Jesus 3.16 3.62
5 Julián Álvarez 3.12 3.26
※OP-S=オンプレー時のシュート創出*2(90分あたり)

今夏チャンピオンシップから個人昇格を果たしたジョアン・ペドロが1位に立った。ファウルからのシュート創出はリーグトップの90分あたり0.68回を記録している。


プログレッシブキャリー

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順位
クラブ
名前 PrgC 22/23
1 Matheus Cunha 3.62 1.49
2 João Pedro 2.99 -
3 Zeki Amdouni 2.89 -
4 Alexander Isak 2.82 2.42
5 Heung-min Son 2.70 2.56
※PrgC=プログレッシブキャリー*3数(90分あたり)

ウルブスのマテウス・クーニャが2位以下を大きく引き離してトップ。ペドロ・ネトやファン・ヒチャンらと織りなす鋭いカウンターは、ウルブスの大きな武器だ。


プログレッシブパス・レシーブ

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順位
クラブ
名前 PrgR 22/23
1 Heung-min Son 9.74 6.11
2 Darwin Núñez 9.56 9.61
3 João Pedro 9.13 -
4 Gabriel Jesus 8.39 8.46
5 Nicolas Jackson 5.83 6.59
※PrgR=プログレッシブパス・レシーブ*4数(90分あたり)

突出した成績を残した上位4選手はいずれも他のスタッツで上位につけている。ガブリエウ・ジェズスはxAとOP-SCAに続いて4位に入った。


Sofascoreレーティング

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順位
クラブ
名前 Sofa 22/23
1 Heung-min Son 7.65 7.08
2 Erling Haaland 7.49 7.36
3 Julián Álvarez 7.42 6.90
4 Ollie Watkins 7.23 6.88
4 João Pedro 7.21 -
※Sofa=Sofascoreレーティング

昨季の不調から脱したソン・フンミンが堂々の1位。アストン・ヴィラの躍進を支えるワトキンスが4位にランクインした。





注目選手

ジョアン・ペドロ

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名前 ジョアン・ペドロ
(João Pedro)
年齢 22歳
国籍 ブラジル
クラブ ブライトン
身長 182cm
利き足 右足
ポジション CF、SS、LW
市場価値 35.00m €

Sofascoreレーティング:7.21

開幕当初はELでの先発が多く、リーグ戦ではベンチスタートも多かったが、今ではブライトンの攻撃陣を引っ張る重要戦力だ。複数のスタッツで上位に位置する事実が彼の存在価値を物語っている。


ジョアン・ペドロのスタッツ比較
※各スタッツの値は同ポジションの選手に対するパーセンタイル


アーリング・ハーランド

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名前 アーリング・ハーランド
(Erling Haaland)
年齢 23歳
国籍 ノルウェー
クラブ マンチェスター・シティ
身長 194cm
利き足 左足
ポジション CF
市場価値 180.00m €

Sofascoreレーティング:7.49

昨季のセンセーショナルな活躍と比較するとどうしても物足りなさを感じるが、しっかりとリーグトップクラスの成績を残すあたりは流石の一言。現在は怪我で離脱中だが、昨季強力なホットラインを形成したデ・ブライネが同じく復帰間近ということもあり、後半戦の得点ペースの加速に期待がかかる。


アーリング・ハーランドのスタッツ比較
※各スタッツの値は同ポジションの選手に対するパーセンタイル


ソン・フンミン

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名前 ソン・フンミン
(Heung-min Son)
年齢 31歳
国籍 韓国
クラブ トッテナム・ホットスパー
身長 184cm
利き足 両足
ポジション CF、LW
市場価値 50.00m €

Sofascoreレーティング:7.65

昨季の不振や31歳という年齢、そして長年の相棒ケインの退団とマイナス要素が重なり、今季は彼の今後のキャリアを占うシーズンと位置付けられたが、開幕からそれらの不安を払拭する活躍を披露。怪我人が続出する中でもパフォーマンスを落とさず、キャプテンとしてチームを牽引している。


ソン・フンミンのスタッツ比較
※各スタッツの値は同ポジションの選手に対するパーセンタイル


*1:詳細はスタッツ名をマウスオーバーすると確認可能

*2:Shot-Creating Actions。パス成功、ドリブル突破、被ファウルなどのシュートに繋がる2個前までのアクション。1本のシュートで1人の選手に2回SCAがカウントされる場合もある。

*3:直近の6回のパスのうち、最も遠い地点から10ヤード以上相手ゴールライン方向へボールを移動させたドリブル、またはペナルティエリア内へのドリブル。ただし、自陣で終了するものを除く。詳しくはFBrefを参照

*4:直近の6回のパスのうち、最も遠い地点から10ヤード以上相手ゴールライン方向へボールを移動させたパスを受けた回数、またはペナルティエリア内へのパスを受けた回数。ただし、ピッチの守備側40%からのパスは除く。詳しくはFBrefを参照