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【プレミアリーグ】23/24シーズン 前半戦スタッツランキング(SB・WB編)

選手紹介

  • 第19節終了時点(クラブによっては未消化試合あり)のスタッツを参照
  • 出場時間が900分以上で最長出場ポジションがSBおよびWBの選手を集計
  • スタッツは全て90分あたりの値を参照
  • 表の「22/23」は同一選手の22/23シーズンの5大リーグのスタッツ
  • スタッツの正式名称および説明はFBref*1を参照





xA(アシスト期待値)

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順位
クラブ
名前 xA 22/23
1 Kieran Trippier 0.34 0.32
2 Trent Alexander-Arnold 0.25 0.28
3 Pedro Porro 0.22 0.18
4 Oleksandr Zinchenko 0.16 0.10
5 Lucas Digne 0.16 0.11
6 Alfie Doughty 0.15 -
7 Ben White 0.12 0.11
8 Matty Cash 0.11 0.04
9 Antonee Robinson 0.11 0.05
10 Issa Kaboré 0.11 0.11
※xA=アシスト期待値(90分あたり)

トリッピアーやアレクサンダー=アーノルドなど、キック精度に定評のある選手が並ぶ。昇格組ルートン・タウンからは2選手が十傑入りを果たした。


プログレッシブパス

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順位
クラブ
名前 PrgP 22/23
1 Oleksandr Zinchenko 12.03 9.65
2 Trent Alexander-Arnold 8.44 7.20
3 Kieran Trippier 7.33 7.00
4 Pedro Porro 5.51 3.10
5 Kyle Walker 5.28 7.45
6 Ben White 5.23 7.34
7 Destiny Udogie 5.11 3.53
8 Joško Gvardiol 4.61 4.81
9 Rayan Aït-Nouri 4.11 3.60
10 Joël Veltman 4.04 6.29
※PrgP=プログレッシブパス*2数(90分あたり)

ジンチェンコが2位以下を大きく引き離しての1位。22/23シーズンの上位選手が多くランクインした。


タックル

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順位
クラブ
名前 Tkl 22/23
1 Vitaliy Mykolenko 3.51 1.97
2 Emerson Palmieri 2.97 1.77
3 Pedro Porro 2.95 1.99
4 Oleksandr Zinchenko 2.84 1.70
5 Destiny Udogie 2.79 1.81
6 Rayan Aït-Nouri 2.77 2.76
7 Antonee Robinson 2.70 1.81
8 Tyrick Mitchell 2.69 2.21
9 Joël Veltman 2.66 2.55
10 Issa Kaboré 2.60 1.37
※Tkl=タックル数(90分あたり)

1位はエヴァートンのミコレンコ。後述するディフェンススタッツでも上位にランクインするなど、守備意識の高さが窺える。スパーズからは両SBが5位以内に入っており、ポステコグルー新監督の攻撃的なスタイルを象徴する結果といえる。


1対1勝率

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順位
クラブ
名前 Tkl% 22/23
1 Diogo Dalot 80.0% 73.3%
2 Milos Kerkez 71.4% -
3 Oleksandr Zinchenko 71.1% 53.8%
4 Emerson Palmieri 71.1% 50.0%
5 Ola Aina 70.0% 60.0%
6 Levi Colwill 68.2% 44.4%
7 Rayan Aït-Nouri 66.7% 60.0%
8 Vitaliy Mykolenko 62.8% 54.9%
9 Nélson Semedo 62.5% 51.6%
10 Joël Veltman 60.7% 64.9%
※Tkl%=1対1勝率

1位のダロトは前季から勝率70.0%超えを継続。本職のRBに加えてLBでの出場もあった中でこの勝率は立派だ。


インターセプト

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順位
クラブ
名前 Int 22/23
1 Antonee Robinson 2.81 1.54
2 Timothy Castagne 1.74 1.19
3 Vitaliy Mykolenko 1.58 1.56
4 Vladimír Coufal 1.37 1.60
5 Destiny Udogie 1.36 1.20
6 Jayden Bogle 1.36 -
7 Levi Colwill 1.33 1.11
8 Dan Burn 1.31 0.93
9 Joško Gvardiol 1.29 1.41
10 Joël Veltman 1.18 0.78
※Int=インターセプト数(90分あたり)

フラムの両SBがTOP2を達成。特にアントニー・ロビンソンはここまでリーグトップの49回のインターセプト数を記録しており、離脱がなければ1位の座を譲ることはないだろう。


プログレッシブキャリー

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順位
クラブ
名前 PrgC 22/23
1 Alfie Doughty 3.01 -
2 Destiny Udogie 2.93 3.63
3 Nélson Semedo 2.90 1.71
4 Issa Kaboré 2.78 1.20
5 Antonee Robinson 2.76 3.26
6 Matty Cash 2.63 2.08
7 Ola Aina 2.59 3.60
8 Joško Gvardiol 2.43 1.12
9 Vitinho 2.41 -
10 Rayan Aït-Nouri 2.35 2.51
※PrgC=プログレッシブキャリー*3数(90分あたり)

他のポジションと異なり、ボトムハーフのクラブに所属する選手も多くランクインした。ルートンの両SBはxAと同様に揃っての十傑入りとなった。


Sofascoreレーティング

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順位
クラブ
名前 Sofa 22/23
1 Kieran Trippier 7.48 7.61
2 Pedro Porro 7.48 7.03
3 Trent Alexander-Arnold 7.41 7.32
4 Oleksandr Zinchenko 7.19 6.93
5 Ben White 7.14 6.91
6 Diogo Dalot 7.11 7.05
7 Joško Gvardiol 7.10 6.94
8 Kyle Walker 7.10 6.74
9 Vitaliy Mykolenko 7.08 6.77
10 Alfie Doughty 7.04 -
※Sofa=Sofascoreレーティング

9位のミコレンコ以外は攻撃スタッツの上位者が名を連ねる。中でも上位3選手は頭一つ抜けている印象だ。





注目選手

アルフィ・ダウティ

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名前 アルフィ・ダウティ
(Alfie Doughty)
年齢 24歳
国籍 イングランド
クラブ ルートン・タウン
身長 183cm
利き足 左足
ポジション LM、RM、LB、RB
市場価値 4.50m €

Sofascoreレーティング:7.04

戦力的に決して充実しているとはいえないルートンにあって、独力でチャンスを作り出すことのできる数少ない選手の1人。12月以降は4試合で1ゴール2アシストと大車輪の活躍を見せている。


アルフィ・ダウティのスタッツ比較
※各スタッツの値は同ポジションの選手に対するパーセンタイル


ペドロ・ポロ

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名前 ペドロ・ポロ(Pedro Porro)
年齢 24歳
国籍 スペイン
クラブ トッテナム・ホットスパー
身長 173cm
利き足 両足
ポジション RB
市場価値 45.00m €

Sofascoreレーティング:7.48

半年の試運転を経て臨んだ今季は開幕から好調をキープし、特に11月以降は9試合で5アシストと絶好調。スパーズでは既に替えの利かない選手だ。


ペドロ・ポロのスタッツ比較
※各スタッツの値は同ポジションの選手に対するパーセンタイル


キーラン・トリッピアー

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名前 キーラン・トリッピアー
(Kieran Trippier)
年齢 33歳
国籍 イングランド
クラブ ニューカッスル・ユナイテッド
身長 174cm
利き足 右足
ポジション RB
市場価値 11.00m €

Sofascoreレーティング:7.48

マグパイズをCL出場に導いた立役者は、今季もここまで7アシストと出色の活躍。ただ、12月以降は疲労からか守備でのミスが増え、さらには追い打ちをかけるように負傷離脱と、レーティングとは裏腹に苦境に立たされている。


キーラン・トリッピアーのスタッツ比較
※各スタッツの値は同ポジションの選手に対するパーセンタイル


*1:詳細はスタッツ名をマウスオーバーすると確認可能

*2:直近の6回のパスのうち、最も遠い地点から10ヤード以上相手ゴールライン方向へボールを移動させたパス、またはペナルティエリア内へのパス。ただし、ピッチの守備側40%からのパスは除く。詳しくはFBrefを参照

*3:直近の6回のパスのうち、最も遠い地点から10ヤード以上相手ゴールライン方向へボールを移動させたドリブル、またはペナルティエリア内へのドリブル。ただし、自陣で終了するものを除く。詳しくはFBrefを参照