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【スタッツ比較】モイセス・カイセドのプレースタイルについて

選手情報

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名前 モイセス・カイセド
(Moisés Caicedo)
年齢 21歳
国籍 エクアドル
クラブ ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオン
身長 178cm
利き足 右足
ポジション DM、CM
市場価値 75.00m €
週給 60k £(2027/6/30まで)
※7/6時点、以降同様


経歴

移籍先 市場価値 移籍金
- - -
20/21 5.00m € 5.00m €
21/22 5.00m € Loan
21/22 4.50m €
※青塗り潰しは冬移籍

2021年冬に母国エクアドルのインデペンディエンテ・デル・バジェからブライトンへ移籍。21/22シーズンはベルギー1部のベールスホットへ期限付き移籍し、欧州の舞台での経験を積んだ。
2022年夏にブライトンへ復帰。冬には移籍の噂もあったが、3月に契約を2027年まで延長した。





スタッツ

レーティング

クラブ
リーグ
先発
(途中)
Sofa FotM
2020 3(3) 7.08 -
21/22 10(2) 6.67 -
21/22 8 7.04 -
22/23 34(3) 7.08 7.32
※「Sofa」はSofascore、「FotM」はFotMobの略

22/23シーズンはトッテナムへ移籍したビスマの後釜としてスタメンに定着し、チーム4位のレーティングを記録。躍進を遂げたクラブとともに名を上げ、一躍人気銘柄となった。

ポジション

DM CM RB
20/21 0 0 0
21/22 237 517 0
22/23 2,899 394 270
合計 3,136 911 270
※単位は分、所属クラブで出場した全ての公式戦が対象

現所属ではダブルボランチの一角が主戦場。今季はチーム事情によりRBでの出場もあった。

パス

モイセス・カイセドのパススタッツのグラフ
※各スタッツの値はPLで900分以上出場したDMをサンプルとしたときの偏差値

22/23シーズンのプレミアリーグで900分以上かつDMとして450分以上出場しており、最も出場時間の長いポジションがDMまたはCMである選手を比較サンプルとする。
パススタッツをみると、90分あたりのショートパス数はロドリに次ぐリーグ2位の31.9本を記録。パス成功率も88.5%でリーグ3位であり、所属クラブのスタイルが数字に表れている。また、プログレッシブパス*1数やオンプレー時のパスによるシュート創出数もリーグ平均を上回っている。

ボールキャリー

モイセス・カイセドのボールキャリーのグラフ
※各スタッツの値は前述のサンプルにおける偏差値

ボールキャリーに関して特筆すべき点はない。局面打開の手段としてはドリブルよりもパスを選択することが多いが、これも戦術上の理由が大きいだろう。

ディフェンス

モイセス・カイセドのディフェンスのグラフ
※各スタッツの値は前述のサンプルにおける偏差値

ボールを保持するクラブに所属する選手が不利なディフェンススタッツにおいても、彼の成績は際立っている。偏差値が50を超えている4項目全てでリーグTOP10に入っており、どのような展開でも守備での貢献が期待できる。





長所:パス

パスとパス成功率のグラフ

前述のとおり、90分あたりのパス数とパス成功率はともにリーグ上位である。

他選手との比較

モイセス・カイセドのスタッツ比較
※各スタッツの値は前述のサンプルにおける偏差値

同じDMのカゼミーロ、ライスの2選手とスタッツを比較する。ボールキャリーに関するスタッツではライスに明確に劣るが、その他のスタッツでは両者に勝るとも劣らない成績を残している。21歳という年齢をそのまま伸び代と捉えれば、将来的に彼らを上回る選手となる可能性は十分にある。


最近の話題

ファブリツィオ・ロマーノ氏によると、チェルシーは既にカイセドと条件面で合意しており、現在はクラブ間で交渉が行われているとのこと。





プレー動画

youtu.be


*1:直近の6回のパスのうち、最も遠い地点から10ヤード以上相手ゴールライン方向へボールを移動させたパス、またはペナルティエリア内へのパス。ただし、ピッチの守備側40%からのパスは除く。詳しくはFBrefを参照